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南アフリカのレゲエ・シンガー、ラッキー・デューべ (Lucky Dube) が、 19日夜、何者かに銃撃され、亡くなりました。享年43歳。

19日夜8時過ぎ、ヨハネスブルグの南、ロゼッテンビル郊外の親類の家の門で、 デューべが16歳の息子と15歳の娘を車から降ろしたところで、 自動車盗とみられる2人が近づいて銃撃。 目撃者によれば、銃撃を受けたデューべは車を発進させたものの、 車はコントロールを失って木に衝突。 そしてデューべの死亡が確認されました。 犯人らはいまなお逃走中で、警察は現在3人の行方を追っています。 子供たちは無傷とのことです。

ラッキー・デューべは、1964年に南アフリカで生まれ、 1980年代の初めにムバカンガ・アーティストとして音楽のキャリアをスタート。 その後レゲエに転向して才能を発揮し、国内外で多くの賞を受賞しました。 （なお、この記事では一般的な表記に従い「デューべ」と表記していますが、 本来の発音は「ドゥーベイ」が近いようです）。

ご冥福をお祈りします。