元気なかったんだけど、
政治・行政の話になると急に元気付くいたがき。
今日も音楽の話でなくてごめんね。
国旗・国歌法の成立に猪突猛進した野中氏、
共産党の不破哲三委員長が国旗・国歌をめぐる国民的な議論を呼びかけたことが法制化をめざす大きな契機になった、としたうえで、「広島県立高校長の自殺は誠に痛ましく、日の丸・君が代問題で日本人同士が人間差別をする状態を作ってはならないと考えた」と語った。
(asahi.com)
おい。契機とか言ってる「国民的な議論の呼びかけ」なんかぜーんぜん汲まなかったじゃねーか!
さらに、日本人同士が人間差別をする状態がいけないってのはどういうこと?
日本人は全員が同じ意識を持たないといけないのか?
日本で生まれた個人は生まれながらにして日の丸と君が代の愛好家にならないといけないということなのか?
そういうアホな意識が「痛ましい」事件を生んだのとちゃうんか? アホ!
だいたい、そりゃ明らかに憲法違反だべさ! アホ! アホ! もっかいアホ!
言葉が悪くてごめんねぇ。
でも、こんなアホなことを当然のように言う奴が政治を司ってるのだと思うと、
もぉ、腹が立って腹が立ってしょうがないのよー。
一応、念のために言っときますが、「日本国の旗」や「日本国の歌」を決めることがアホだと言ってるわけではないよ。そんなのは必要なら決めりゃいいんだけのことなんだけどさ、今回法制化された国旗・国家法の問題点は2つ。簡単に言えば、まずは立法目的がずれてること。だからこの法律には目的すらうたわれていないですね。そしてもう1つは、目的はともかくとしても、というか、目的が明確にされていないゆえ、一切の選考を経ずに日の丸と君が代に決まったこと。
もう遅いけど、どうせ自自公の数の力で成立してしまうんだったら
第一条 この法律は、合理的な理由なしに「日の丸」を国旗として強行的に制定し、また、合理的な理由なしに「君が代」を国歌として強行的に制定することで、国民の国家像を強引に統率することを目的とする。
という条文から始まるようにしといたほうが良かったのではないでしょうか。
あーずいぶんとすっきりしますねぃ。
これ、国旗・国歌法の「暗黙の第零条」としよう。決定!