今日の時事通信に、こんなニュースがありました。
若者の間で広がりを見せるマリフアナ(大麻)に、男性ホルモンの分泌を妨げ、女性化を促す環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)の作用があることが、山本郁男北陸大教授(医薬品毒性学)らの研究で分かった。山本教授は「大麻は一部で無害と言われているが、ボディーブローのように体をむしばむ」として、ファッション感覚で手を染める風潮に警鐘を鳴らしている。
なにー! それは困る!
ってことよりも、このニュースを見てワタクシが興味を持ったのは、「この先生は、どういう目的で、この研究をしてきたのか」ということです。
さあ、そこで、現代のツール、インターネットです。さっそく google で検索してみたら、いろいろわかってきましたよー。
山本郁男氏は日本法中毒学会の理事長であること。
「法医中毒学、裁判化学、鑑識科学などの守備範囲を一つにすることによって、更に拡大化、法的諸問題を考究する法中毒学は、究極に於いては生体細胞と薬毒物との相互作用に帰すると考えられる」と提言していること。
つい先日には「覚醒剤の撲滅にむけて−21世紀の課題」なる公演をしていたり、去年には「薬物乱用のメカニズムと防止法について」なる研修会をしていたり、1994年には「乱用性薬物一特に大麻(マリファナ)を中心として」なる論文か何かを発表していること。
うーん。たかだか2〜30分で、これだけのことがわかっちゃう現代ってすごいですねー。ビバ IT!
というのが今日の結論。ではなくて。
ここまでの説明で、なんとなく構図が見えてきたでしょ?
あたまのいいひとなら、もうすべて飲み込んだと思いますが、次号ではワタクシの屁理屈をお聞かせしましょう(^o^)