近頃は、政治・立法とか司法とか行政とかに関しては、
言いたいネタはたくさんあるものの、披露してなかったというか、
まあ、それどころじゃなかったわけなんだけど。
今日は一言だけ、叫ばせてもらおう。
6月1日から「警察署協議会」が全国ツヅウラウラの警察署に設置されます。
もはや「すっかり信用を無くした」と言っても過言でない警察署の運営に、
地域住民の声を反映させるため、署長と住民が意見交換する…というか、
委嘱された委員が警察署の運営方針に意見を述べるシステムなのです。
すばらしい。
これでケーサツも良くなる。
…なあんて考えるのは、残念ながら、よっぽどのお人よしかも?
委員は、各警察署が推薦した候補者の中から公安委員会が選任する(した)らしいっす。
なんじゃそりゃ!
自分たちに意見する者を、あらかじめ自分たちで選べるのです。
さすがです。
さすが権益まみれのケーサツ、そしてやっぱりケーサツ追認機関だった公安委員会。
すべてぬかりなし! GOOD JOB!! (親指UP)
そしてやっぱり…。
全国で選ばれた委員のうち、あの「交通安全協会」だの「防犯協会」だの、ケーサツと権益をともにする外郭団体関係者の比率が2割も占めたようです。栃木県ではなんと5割(!)。
・・・おい。
これこそ、いわゆる バビロンシステム ちゃうの。
いやあ勉強になりますねえ。
だがしかし、あいもかわらず不祥事(つーか犯罪)だらけのケーサツに、
ここまでナメられてていーんでしょうか。
ナメられていてはいけません。
今回、同時に、市民の苦情申し出制度もスタートします。
捜査や交通取り締まりとかに対する苦情を文書で提出すると、結果を文書で回答するシステムだそうです。
がんがん活用してやろうじゃないの! ねえ?
―― たとえ、もっともらしく小難しい言い訳や開き直りをつらねた文書が返ってくるだけだとしても ――
そんなイカサマ文書を書かざるを得ない矛盾くらいは、
すくなくとも担当者のひとは感じるはずだから。
担当者なりに公務員でありつつも一人の市民として。
お気付きかと思いますが、最近流行りの「侍魂」風表現法を少々パクってみました (^.^)